しっかりなんてするもんか

ちくしょう!しっかりなんてするもんか!

友だちと遊んだ(なんだなんだこの夏休みの日記帳みたいなタイトルは)

先週の話です。3ヶ月位前から約束はしていたのだけれど、なかなかお互いの予定が合わず会えなかった大学の時の友達O君と遊んだ。俺はどちらかというと予定が入ると憂鬱になる傾向があり、フヘェ休みの日くらいやすましちくり~~的なことを言いながら(一人暮らしの部屋で)金曜日は寝た。寝たのだ。けれど当日、行く間際になるとイエイイエイイイエエエエーイてなもんで(心は中学生)、前日借りたTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDの「ウィッチ☆アクティビティ」(横文字並べてみたけどこれアニソンですねぇ)を聞きながらルンルン気分で待ち合わせに向かった。
O君と会って話すのは半年ぶりであった。半年前といえば前の会社に行きはじめて「極めて順調です」みたいな報告をO君にしたばっかりの時だったので、すでにそこをやめてもう新しい会社に行っていると言ったら大変驚き「マジかい」みたいな単語を連発していた。O君は大学卒業後ずっと同じIT系の会社に勤めていて、今はもう3年目である。すでに4社目の俺とは大きな違いである。駅で待ち合わせし、まず休みつつ近況報告でもすることにした。
「残業がめちゃ多いんだよね」みたいなことをO君が言うんで、「残業代出るかどうかによってもモチベーションが変わってきますよね。」というと「うちはみなし残業制度なんす」「みなしというとたくさん残業しても月何十時間分までしか出ないという定額使い放題的なアレですか」「簡単に言うとそう そうなんだけど。まぁそうなんだけど。そのみなし残業代も0円なんす。」「斬新すぎる・・。」みたいな話をしながら食べた三角チョコパイはモチャリとした食感だった。モチャリ。。
休みの日なのに会社のことを考えて憂鬱気分じゃもったいない!休日がもったいない!という意見が合致したので俺とO君はなるべく会社のことを考えないようにした。そんでドンキホーテの上にあるゲーセンに行くことにしたのである。ここのゲーセンはいわゆるゲーム好きだぞう的な人たちが集まりまくっていて、カップルがクレーンゲームでオラフのぬいぐるみとれるかなキャッキャ的なことをしているとそのゲーム好きだぞう的な人たちが「あの、殺しますよ。」みたいな空気をビンビンに出してくるのである。やばいのである。特に音ゲーエリアがやばいのである。でも中には姫?っていうんですか?最近流行りの・・。そういう男5女1みたいなグループで音ゲーを楽しんでる人たちもいて結局好きなんじゃん!みたいにも思うのである。ちなみにこの日見かけた中で一番よくわからなかったのがイヤホンつけて音ゲーをやっている人である。イヤホンから音楽が音漏れしている。しかし音ゲーの筐体からも別のテンポのやたら早い音楽が流れている。そしてその音に合わせたゲームをやっている。なんなのだ????目的は一体全体なんなのだ?????このゲーセンなんなのだ???そんなわけのわからない場所があるわけねえだろ!!って思うかもしれません。でも普段イオンモールのゲーセンで「わぁぁ~」つってラムネとって遊んでいる君たちは東京とかあんまり来たことがないからわからないと思うが、本当にそういう場所があるのだ。(突然の侮蔑的発言)
そんなこんなで音ゲーエリアから「君たち男二人だからいいけどもしそうじゃなかったら殺してますよ」オーラをビンビンにうけつつ、クレーンゲームで500円位でできていそうなキャラ物の加湿器を4000円かけて取ったのだ。2人合わせて8000円なのだ。いやしょうがない!これがキャラクタービジネスだからしょうがない!!とれなさすぎて最後の方「俺眉毛が濃い子割りと好きなんスヘヘッ」とかいって隣にあった鬼龍院皐月のフィギュアをとろうとして止められたみたいなこともあったけどそれもまぁしょうがない!!
そんな感じで謎の達成感を得た俺達は日が沈んでいく中「やはりこの街最高だな」「いい」みたいな雑な会話をかわしつつぶらぶらと街を歩き、ご飯いやラーメンを食べ、最終的にO君が仕事でひどくなった時に週五で通っていたといういい感じのバーに行くことになった。
「もしO君の言うとおりのいい感じのお店だったらいい感じでない俺達が入っても大丈夫なんだろうか」的なことを俺が言うとO君は「気にしすぎだろ!」とつっこんだ。が、店に入って5秒くらいしたらO君が「しまったゲーセンの景品をいれていたこの袋がいい感じじゃなかった」とか言い出したので「だと思ったんだよ・・。」と思った。でも後から考えると2人でした話の中身もなかなかいい感じじゃなかった。2人が揃って座れば結局のところ会社の話になり、愚痴になり、しかしそんな俺達が救われるのはアニメ・ゲーム・マンガなのだ。。という結論に至った。つまり毎週放送のラジオやテレビドラマやアニメの中で「見たい!しかしこの楽しみを今楽しんでいいのだろうかもっと精神的に辛い月曜日とかに見るべきじゃないだろうか!みたいな事を考え楽しみすぎて見るのをとっておく」くらいの自分のお気に入りがあればそのために昼間頑張れるみたいなところあるじゃん?という話なのだ。そうじゃん??そうじゃんなので場所がいい感じのバーだとしても俺達は今季オススメのアニメの話をするし、店員が近づいてきたら「このカクテルなかなか口当たりが良いなぁ~~~」「良い~~~」みたいな話をしているふりをするのだ。そして店員がさわやかに「楽しんで」と俺達の元から去って行くとまた「火々里さん、いいと思うんだよね・・・」「うん・・」「火々里さん・・いいなぁ・・。」という話をするのだ。火々里さんというのは新しい職場の先輩、ではなくウィッチクラフトワークスというアニメのキャラクターで、その火々里さんが主人公に「お姉ちゃんと呼びなさい」と言うシーンをHDDレコーダで切り出して俺が毎日寝る前に再生していることで有名なやつです。
そんなしょうもない話をしている中でそういえばとふと思い出し、O君に大学時代のバイト先の女の子とのなんやらかんやらは一体どうなったのか聞いた。「もう何もないよ、、そう、、『こんなバイトやめたるわ~』っつってね、、もうほんと何もない・・。」「待ってなんで関西弁なの」「いや・・関西弁じゃないしほんと全然違うんだけど、そういう事ってもうあんまり正確に言いたくない感じってあるじゃない、、だからこう・・なんか誤魔化しちゃうんだよね・・」とO君は照れくさそうに言った。俺は「わかる~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!」と心から思ったので「わかる~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」と言った。いい感じのバーで。青りんご味のカクテルがおいしい いい感じのバーで言った。
そしてすっかり夜、人が少なくなった街をお酒入った雑なノリで話しながら歩き、駅で別れた。お互い環境が変わってもやっぱり会えば楽しいもんなんだなぁとしみじみ思いつつ(ごめんその時は全然思ってなかったし帰ったらウェルチ飲もうかなみたいなことで頭がいっぱいだったんだけど今思ったのでそういうことにします適当)、けれどもなんだかんだで一人も結構好きなのでイエイイエイイイエーイてきなリズムでひとり暮らしの部屋に帰った。イエイイエイイイイイイイイエーーイ!!(洗濯物をたたみながら)
あと最近は先々週行った旅行記名古屋編を書いているのですがなかなか進まずです。これな~~あれかな~~~半年後に思い出して書くやつかな~~~~(怠惰) グッバイ!

追記)殺しますよゲーセンで取った加湿器ですが、加湿する力が強すぎて朝起きると周りがビシャビシャに濡れてました。そんで加湿器のコードのところもビショビショに濡れていて、一回で壊れました。許せない!ラナ・エンタープライズ、許せない!